【アロマテラピー】精油の安全な使い方

精油は自然なので優しくて安全と思われる方も多いですが、植物の芳香成分を高濃度に含有しているので、その作用はとてもパワフル。

適切な使い方を知って、香りを楽し、心身のセルフケアにご活用ください。今回は、アロマテラピーを安全に楽しむ3つのポイントをご紹介します。


希釈して使用する

肌につける場合、必ず植物油(ホホバオイルやスイートアーモンドオイル等)などで希釈して使いましょう。

精油は植物の芳香成分を高濃度に含有しているので、原液を直接お肌に使うと刺激が強いので希釈(=薄める)して使用します。


ボディに使用する場合・・・1%以下

フェイスに使用する場合・・・0.1〜0.5%以下


この希釈濃度は、アロマテラピー関連で唯一の公益法人である社団法人日本アロマ環境協会が定めています。

体質や体調、精油の種類、目的により濃度の調整は必要ですが、ご参考になさってください。


■お風呂のお湯に直接入れない

精油は水に溶けないため、精油の原液が皮膚に触れ、皮膚トラブルを起こすことがあります。

お風呂のお湯に入れるときは、乳化剤や無香料バスオイルと混ぜてからお湯に入れるようにしましょう。


■乳幼児、妊娠中、疾患のある方、高齢者は注意が必要

子供は大人よりも体が小さく、嗅覚が繊細です。3歳未満の子供には皮膚つけてマッサージは避けましょう。また3歳以上の子供も希釈濃度に十分注意して使いましょう。

妊娠中や授乳中、疾患のある方、高齢者には使用をおすすめしない精油がありますので気をつけましょう。


飲用しない

何度も繰り返しになりますが、精油は物の芳香成分を高濃度に含有しているので、その作用はとてもパワフルです。

精油の種類によっては、刺激や神経毒性を含むものもあります。


自己判断でドリンクに入れて飲んだり、お料理の香りづけのように使うことは、精油メーカー問わず危険が伴うのでやめましょう。


同じ植物でもハーブティーと精油では全く成分が異なります。

植物の有効成分を飲用するなら精油ではなくハーブティーを飲みましょう。



保管は冷暗所で

精油は天然100%で保存料や防腐剤など入っていないのでとてもデリケートです。

熱や光、酸素にできる限り触れないよう、キャップをしっかり閉めて、直射日光の当たらない冷暗所立てて保管しましょう。


■使用期間

開封後は早めに使い切るようにしましょう。

精油の使用期間はおよそ1年です。柑橘系は劣化が早いので半年を目安に使い切りましょう。



まとめ


今回はアロマテラピーを安全に楽しんでいただくための、ポイントを3つご紹介しました。

1.必ず希釈して使用する

2.飲用しない

3.保管は冷暗所で

最後に「好きな香りの精油を選びましょう」

安全な使い方やアロマの知識に詳しくなるとついつい頭でっかちになりがち。

作用ばかり気にして苦手な香りを使ってもアロマテラピー本来の効果は期待できないです。

ご自身が心地よいと感じる香りを使いましょう。

PHYBOA

100%植物の香りで生まれた アロマライフスタイルブランド「PHYBOA」フィボア 厳しい自然環境を生き抜く術を持つ植物のチカラは私たちの心と身体のバランスを 優しく整え内面から輝きをもたらします。 PHYBOA(フィボア)は自然の香りを通して現代を生きる人々のライフスタイルをより豊かに心地よいものへ導くアロマライフスタイルブランドです。

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